この脳死法は出来損ないだ、食べられないよ。

FF14で “脳死” という言葉をよく見かける。というか人生で一番“脳死”という単語を見かけるのが、このゲームだ。これ以上に“脳死”という単語を日常的に見かけるかもしれないのは、海外の臓器移植関連スタッフ、もしくは脳死について一家言ある法医学者くらいしかいないのではないか、と思うくらいだ。

脳死法、というやつだ。
ギミックに対してなるべく最小限の思考で対処できる様にする・・・ という定義で脳死と名付けられているのだろうが、はっきり言って脳死とは程遠いところにあるものばかりなのが真実だ。というのも、 “脳死法” なんて言葉がわざわざ出てくるようなギミックは基本的に2回以上の判断を必要とするものだ。1回の判断で最初から済むギミックならば、わざわざこんな用語を考えるわけがない。

結局、“脳死法” として広められているものは、ほぼ全てがギミックのロジックを省略して結論だけ説明しているだけであって、本当に考える必要がない(限りなく1ステップで済むもの)というのは極々僅かだ。
なのに何故脳死法なんて言葉を使うかというと
①脳死法と書いておけば考える必要がないと思って飛びつく馬鹿が増えてSNSでバズりそうだから
②自分が意識せずとも行える(自分的には脳死している)レベルのことを他人が同じ様に出来ると考えているから
③単にギミックの詳細なロジックの説明が面倒だから
多分この3つだろう。上の方が可能性高いと思ってる。

脳死法として出回っているもの個別の良し悪しについては置いておくが、基本的にベテランプレイヤー以外には脳死法は推奨しない。以前の記事でも一部言及したが、新しいギミックに対しての対応力が上がらないからだ。このゲームにおける基本的なギミックは事実上ほぼ出尽くしている状態であり、後はそれを何個、どのように複合させるか、という点だけで新しいギミックは成立している。
ギミックへの対応力=FF14の基本ギミックの公式の知識 x 本人の処理能力(スピード、複合) +(練習量)
だからFF14でレイドをプレイするのであれば、まず知るべきは基本ギミックだ。処理能力には限界があるが、知識は知っているか、否か、それだけだ。チャリと言われればそれがボスを中心にした周囲攻撃であること、ダイナモと言われればボスからドーナツ状に範囲攻撃が出現することを瞬時に理解出来る必要がある。
「“チャリ” なんて用語、新規の人にはわかりませんよ。 “ボスから離れて” とか “外側安置” って言ってくれませんか?」
なんてことを言う人間がたまにいるが、そんな人間に我々がかけるべき言葉は一つである。
「お前、“チャリ”も知らねえの?ここじゃ常識だから。教科書にも載ってる。今日覚えて帰れよ。」 だ。

■FF14ベテランプレイヤーの懇切丁寧なギミック思考解説w
今回はせっかくなので、脳死法とは真逆、ギミックの考え方を詳細解説しよう。
今回例として挙げるのは、最新のパッチ6.1にて実装された “終極の戦い” の“絶望合唱”である。フレンドがDiscordにて初見PTを配信しているところを別ゲーしながら横目で眺めていただけなので正式な名前は覚えていない。どのようなギミックなのか、それはこの記事を読むような熱心なFF14プレイヤーならば既にプレイ済or予習済の人が大半であるであろうため、記載はしない。その時に考えていたことを文章化してみる。

①1度目の絶望を記憶した的なテキストが流れる
この時点でFF14の基本について知っていれば、巻き戻し系のギミックだと確信出来る。
②時計回りに安置を動きつつ、同じ流れで3回目の絶望を記憶した的なギミックまで終了
③5つの頭に1~3個のリングが付き、ギミック発動
ここで、今回は中央の頭に着目した。何故ならば、中央の頭だけが彼の画面に常に映っておりどのような行動を取っていたのか把握出来たから。他の頭については正確には把握不可能だった。
中央の頭はマップの半分に対して範囲攻撃を行っており、時計回りに90度ずつ回転していることを確認していた。
④リングの個数とギミックの対応関係について考えた。
各種頭に1~3個のリングがついており、巻き戻し系ギミックであることは確信していたので、1トライ目のワイプで選択肢としては2つを考えた。

・各々の頭がリングの個数に対応した番号で行動している
つまり、3つリングがついていれば “3回目の絶望を記憶した” 時の攻撃がそこから発動するパターン。まずこちらが最初に思いついた。

・各々の頭がリングの個数だけ行動が巻き戻っている
最後のギミックが4回目のギミックであると考え、その個数だけギミックが巻き戻っている。つまり、3つのリングがついていれば 4-3=1 で、そこからは1番目の絶望に対応した攻撃が発動しているパターン。

2トライ目に、今回は後者でありそうなことを確認した。この時点でこのギミックについては完全に攻略した。
本当ならば、中央の攻撃安置だけではなく4隅の安置についても考える必要があるのだが、あとは追加でもう1つ同様の判断を足すだけなので、これ以上このギミックについて追加で考える意味はない
“終極の戦い” を実際にプレイしてはいないのだが、この時点でこのギミックに関しては事実上攻略を終えたと言える。あとはクリア報酬が必要であれば実際にプレイするが、今回は必要ないので多分やらないだろう。
もし実際に自分が0から攻略するとして、戦闘開始からしばらくした後に来るギミックであれば実際にそこまで進めるより録画を見直す。そうすれば1トライでこのギミックについては解析出来たはず。
滅茶苦茶偉そうに語っているが、正確に答え合わせしたわけではないので間違ってたらすみません。

ここから更に、上記の途中の本来の思考過程の説明を省いて、リングの個数の出るパターンなどを解析した結果、別のアプローチを加えるなどして答えに辿り着いているのが現在脳死法として宣伝されているもの、ということになるだろうか。
しかし、ギミック本来のロジックについての理解を完全に省略しているので、結局いつまで経ってもFF14の基本ギミック理解が進まずに対応力が低いままになる負のループとなる。出来るだけ最初のうちは脳死法なぞ見ないことをオススメする。
逆に言えば、基本的なことを既に抑えている人間にとっては問題とならない。しかし、途中の過程が省略された他人の解法だけ示されても逆に飲み込むまでに時間がかかって手間だな、つか別に労力減ってねえよ、というのが大半の脳死法に対しての感想になる。

■本当の脳死法
オリマーにピクミンする。オリマーがミスしたらオリマーのせいにする。
これが真の脳死法。

次郎坊先生によると “5人いれば必ず1人はクズがいる” ので、FF14のレイドであれば2人くらいはピクミンさせないとどうしようもない下手な奴がいると思ったほうが良い。これは相対的なものなので、FF14ガチ初心者8人だろうが、レイドレースの固定だろうが、グループの中で明らかに下手な1,2人が足を引っ張ることになる。大人しくピクミンさせよう。効率の面で言えばピクミンは悪いことではない。

自分の場合、明らかに他の奴がオリマーになってくれるならば何も考えずにピクミンしていることも多い。何故かというと手間なだけだからである。オリマーをやろうと思えばやれることを知っているから、やらなくていいことはやらない。当然だがオリマーがミスしたらオリマーの責任である。ピクミンしている人間が色気を出して意見を言うとオリマーが混乱して大抵ロクなことにならない。

ピクミンをやるのも全く悪くない。ただしオリマーが使えない時は交代してあげられるピクミンでいよう。
ピクミンしか出来ない人間はただの下手くそなので、裏でFF14の基本について勉強して下積みしよう。

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