“少女病” ざっくりとまとめ、お気に入り曲紹介

少女病の過去作品を復習したので軽くストーリーのまとめと、お気に入りの曲を紹介。一応注意しておくとストーリーはふわっとしているところもあるので、あくまで俺の解釈だ。
お気に入り曲は大抵、速い曲だ。オタクは速い曲が好き。音楽について知識がないので、なんで好きなの?と聞かれても、聞いて良いと思ったから、レベルのことしか言えない。長々と説明されるよりも聞いてみる方が早いだろうし、まあとりあえず聞いてみなよ。
“Seiren-彼方に謡う哀憐の姫-”、“Vision-誓約の閉回路 桔梗の乙女-”の2作は語りが0で、一連の話、セクサリス・サーガと呼ぶようだが、それと関連性があるのかどうか微妙な感じだったので今回は省略した。

◇偽典セクサリス
既に滅びた世界の記憶がセクサリスという人の形を取っており、セクサリスが見る夢、その記憶の欠片を詩人ミルリーナが詠っているということが語られる。つまりこれ以降、語られる物語は全て終わった物語。
記念すべき1作目。

◆蒼を受け継ぎし者
この星で最も蒼く美しい海を見渡せる土地を受け継いだライザ。永遠にその蒼を見続けていたいライザは血の犠牲を伴う不死の呪術に手を染める。ライザは血で紅く染まっていきー
「蒼は紅蓮に堕ちていく・・・」
厨房度、S。

◆fly
自殺教唆ソング。こういうの大好きなんだ俺は。

◆Aingeal
天使語による歌唱のため、表記不可能w

◇覚醒ノエシス
愛人の子として生を望まれなかった少女の話。寂しさ故か、2重人格となる。正妻とその娘を殺したことで父の愛情が初めて自身に向けられる。幸せを独占するためにもう片方の人格まで葬る。
作品の曲的な形式、愛が欲しくて人を殺したりする病んだ少女、という頻出の人物像は既に完成している。

◇葬月エクレシア
姿を見たものに等しく祝福を与えると信じられている半精霊。彼女は主の命に従い、美しく残酷な夢を見せながら少女達を天使の創造した白の教会(エクレシア)へと誘う。主の目的は少女達の魂を月へと葬り、愛しい精霊姫(アリス)を蘇らせることだった。蘇った精霊姫は彼との娘である半精霊を強く抱きしめ、首を絞め殺し、自ら舌を噛み切る。彼女に宿ったのは本来の彼女ではなく、死んだ少女達の魂だった。過ちに気付いた彼は、家族のいる空まで向かう(死ぬ)。
死人だらけの1枚。

◇空導ノスタルジア
その美しさに嫉妬した魔女の呪いを受け、記憶喪失となった少女、イヴリィ。彼女は小柄ながら大剣を振るい、罪の幻と戦い続ける。終わることの無いその戦いに、少女は耐えきれずに自らの身体に刃を当てる。目が覚めると再び全ての記憶は失われており、また戦いの日々が始まる。という無限ループ。
イヴリィは “狂聲メリディエ” にも選ばれし7人の少女として登場。

◆寂滅フレアー
語りの後にギュンギュン上がる、いつもの感じのやつ。自殺で終わるのも少女病っぽい。
“失われた記憶の闇” の後ろでパリーンって鳴ってるのが好き。しかし最初の頃の曲は台詞の音量がかなり小さくて聞きにくい感じがあるな。

◇黎明ローレライ
無数の墓標が佇む朽ちた村、ローレライ。そこは死者に会えると噂される場所。生きる意味を見い出せず、痛みばかりを感じている少女がやってくる。彼女は死者達の奏でる黎明の旋律を聞く。彼らの物語を聞いた少女は、生きているならば誰しも痛みを抱えていることを知り、もう少し生きてみることを決意する。
多分ハッピーエンド。

◆黒雪姫
語りから上がるいつもの。
しれっと紛れ込んでいるが、後の魔女メリクルベルの物語であり重要度も高い。

◆絶対零度
寒さに凍える、暖かさを感じたことがない男が他人の血に触れ初めて暖かさを感じ、熱を求めて殺人鬼となる。
素直に厨房です。曲自体もかっこいいよ。

◆蒼穹に向けた透明な弾丸
引き金を引けー
前向きで厨房な感じの曲。少女病の前向きな感じの曲は大抵素直な感じなので珍しい。

◇蒼白シスフェリア
第1の魔女シスフェリアの話。魔女になる前の彼に自らのことを忘れるように魔法をかけるが、同時に込めた幸せになるという魔法と両立不可能だった(彼にとって忘れる=幸せになり得ない)ために魔法は効果を発揮せず、彼は記憶を持ち続ける。
シスフェリアが一番普通の女の子って感じがするね。

◆lunatic…
ハッ!フゥァッ!デヤァッ!ンアアアアアアアッ!
デヤアアアアアアアァッ!

ルナティーック…

◇慟哭ルクセイン
ルクセインと黒狼が出会い友となるが、ルクセインが黒狼の力に増長して犯罪を犯しまくる。庇った狼と死別することになり慟哭する。
シンプルで短くてわかりやすい。そんな大したことない内容なのに、ルクセインはこの後も最後まで顔をだす重要キャラ。

◇告解エピグラム
告解の館に迷い込んだフィーナは仮面をつけた住人達から様々な物語を聴く。仮面の下の彼女らの顔はフィーナと同じであり、語られていたのはフィーナ自身の可能性の物語だった。一度は死を決意して自殺を試み、告解の館に迷い込んだことを思い出すフィーナだったが、再び生きる決意をし、告解の館を出る。ハッピーエンド。
語りが丹下桜なのが良い。

◆Double cast
長い。1曲の中で起承転結がはっきりしており、物語音楽としてわかりやすい。展開に合わせた2人のデュエットがgood。

◆セカイの調律した祈り
お前は生きていてもロクなことにならないからここで死んどけ(意訳)。最低の可能性の1つを生きた自分からのクソかっこいい(独特な表現の)自殺教唆ソング。
リリックがビビッときます。全部かっけえ。
“無風の死へのEpigram 調律した祈りは千億の扉閉ざし 境界は消し飛ぶ 新約は生まれない いつか望んだままに死ね 序詞で止まった福音を焼き尽くして さあ終わりましょう、フィーナ”
“フィ~↑↑ナ↓” ってのが大好き。

◆fine
エロゲのTrue End曲。

◇残響レギオン
最も残虐といわれる、暴虐の第二魔女アイリーンのアルバム。
ルークとミリアの2人がアイリーンの元から逃げ出し、フランチェスカ、ルクセインと仲間を集めて4人のレギオンを結成する。魔女の城に乗り込んだレギオン。ルクセインは眠っているアイリーンに深くナイフを刺し込む。ルクセインは目的を果たし、気持ちよくなってひっそりと帰った。全てはアイリーンの自作自演の遊びであり、ルークとミリアは最初から死人だったと種明かしされる。1人残されたフランチェスカは絶望し、魔女への、神への復讐を誓う。
メジャー初のフルアルバムということもあり、全体的に気合が入っている。魔女にフォーカスしており、物語もほぼ一直線でわかりやすい。音楽的にもgood。オススメの1枚。

◆真紅のエヴェイユ
語り+スピード感のいつもの1曲目。
ただいつもの中でも、最高級の勢いだ。間奏中もクワイアが鳴りまくっていて最高だ。

◆十三月の不確定なドール
jazzyな感じでシリーズ全体を通してみても異色。好き放題やってるアイリーンさん。

◆黒衣の放浪者
ルクセイン再登場。
イントロがやたらとかっこいい。ストリングスも良い。

◆終幕症候群
ラストダンジョンを攻略する反逆のレギオン。物語はクライマックスへ。

◆真実の解放
ミリアの叫び声から “フランチェスカへと向け” のとこ大好き。

◇metaphor
“聖痕のクェイサー” という搾乳アニメのED。作品を見ていないので搾乳アニメということしか知らない。
セクサリスサーガに関連はないと思うのだが、カップリング曲の “灰色のトランジェント” は “蒼白シスフェリア” に登場している魔女の従者シルエラの物語だったりする。アニメタイアップのシングルのB面にこういうの出すのってありなのか。

◆metaphor
全編クサメロ。100点。搾乳アニメの曲の癖に滅茶苦茶かっこいい。
多分本筋の話との関連はないが、とりあえず聞いてみてくれ。

◇聖骸メロフォビア
フランチェスカは力を求め、神の聖骸から他人の感情を旋律として聞こえるようになる力を得た。聖女アナスタシアの誕生。魔女の影響下にない国ミラシュカの幼王カタリナは音楽恐怖症(メロフォビア)を患っていた。侍従のアーニィは物語を集め、音楽の素晴らしさを伝えることで治療を試みる。アナスタシアは音楽恐怖症のカタリナに聖骸を触らせたらおもろいことになるんじゃないか、とミラシュカの王の座を狙う宰相グラハドと策略を巡らせる。策略通りにカタリナは聖骸に触れるも、聖骸が与える力は個人の希望によるものだった。カタリナは病を克服して後に語られるほど立派な王となりました、ハッピーエンド。

◆忘我に揺れる孤高の花
語りで溜めてドーンと上がる感じのいつもの。
『いくよ、アナスタシア』

◆Little Friend
心臓の病気を患うミーアと同じく心臓の悪い子犬(ami)の友情物語。という普通の感動系のお話なのだが曲がやたらとかっけえ。クワイアも入りまくっていて、なんだか物語と若干ミスマッチ感もあるのだが、かっこいいのでどうでも良いとする。

◆ノットイコール
宰相と密会し策略を企てるという物語のわかりやすさ、アナスタシアの感情がビンビンに出てることもあってか、凄いキャッチーというか、異常に印象に残る曲。
“やがて訪れる終わりの いいえ、はじまりの日のためにまだ死ねない” って最後まで聞くとそういうことなのかと。

◇unleash
“星葬ドラグニル” というスクエニのゲームの曲らしい。“metaphor” 同様、本編と関係はなさそう、なのだが3曲目だけ明確に続編。
3曲全てスピード感のある珍しい構成。

◆紅蓮に穢れしモノ
“蒼を受け継ぎし者” の直接的続編。こんなものをタイアップ曲の裏に仕込むな。
サビがくそかっこいい。サクッセッサァァァッ!

◇創傷クロスライン
聖女アナスタシアを旗頭に結成された対魔女レジスタンス。その中核を担うシグとカナリアの2人は仲を深め恋人となったが、ある日カナリアは5年間の記憶をすべて失ってしまう。遠い場所、5年間意識不明だったミリリが目を覚ますと、眠るまでのミリリとしての記憶とは別に、意識不明の間、カナリアとしてシグと過ごした記憶を持っていた。ミリリはシグを求めて、レジスタンスの元へ旅立つ。一方でシグは記憶を失ったカナリアと新たに気持ちを育んでいた。ミリリは道中ルクセインに助けられ、なんとかシグと再会を果たすも、シグはミリリとカナリア、どちらを愛しているのかで苦悩する。メイメイという少女がカナリアを殺すことをミリリに唆し、毒薬を渡す。カナリアはミリリから薬と称した毒薬を受け取り、シグに分け与え、2人は死亡する。魔女の使いであったメイメイは失意のミリリとフィーナを連れ、主メリクルベルの元へ向かうのだった。その裏でルクセインは聖女となったフランチェスカと再会する。
狂聲メリディエの前日譚的な内容となっており、あまり話自体は盛り上がらない。が、ラストの曲の引きはガチ。

◆Resistance
1曲目はこういうのでいいんだよ。
“この世界だって…変えてやるーーーーーッ!”

◆運命旋律の共鳴する丘
ルクセインとフランチェスカの再会。
完結まで聞いた後に聴き直すと一気にここで話が収束してきた感あるね。
“虚ろな緋色の呪縛を断ち切れフランチェスカ”のとこが好き。

◆廃園イデア
しれっと連れられてるフィーナ。
俺も罪悪の庭で患者の群れと踊り続けたいな?

◇深閑セグレート
ローレライの亡霊、アクトとキャミィの兄妹。キャミィは母から虐待をうけつつも、いつか優しい母に戻ってくれることを信じていた。ある日、キャミィは兄と母がセックスしているところを見てしまう。母を殺し、自らの幻想を壊したキャミィは笑う。その姿を美しいと感じたアクトは自らの狂気を理解する。二人は体を重ね、ナイフを握り、誰にも邪魔されない永遠を目指す。
黎明ローレライの物語の1つ、“meaning of death” で登場した兄妹の話。妙にかっこいい近親相姦ソング。

◇狂聲メリディエ
世界の趨勢を決める5魔女会議が開催される、のは1曲目だけ。
第3の魔女メリクルベルの元に7人の少女が集められ、彼女らの物語が語られるのがメイン。ミリリは抵抗するも、最後には状況を受け入れてメリクルベルの元で少女たちは幸せに過ごすのであった。多分。
ストーリー的にはかなり以前の作品から追いかけてこないとわからないところがあるので、ちょっとハードルは高いか。

◆不完全犯罪依存症
こういうので良いんだよ。
5魔女会議が開催。“幕開けだ物語<<ストーリアアアアァァッ>>!” が滅茶苦茶好き。
煽っているのに煽り耐性が低いメリクルベルや、暴虐の魔女といいつつ仲裁役をするアイリーン、とキャラ的にも面白い。

◆Still Unforgiven
エピグラムで1枚丸々使っておいてこれかい!
“放棄せよ ただ嫌悪せよ~”のリズム感が好き。

◆偽りなき聲
“黒雪姫”と同じメロディから始まる。実質メイメイのラブソング。
“魔女と呼ぶならば下僕となれ 「メリクルベル」の聲を聞け!” の決まり具合、100点。

◇天巡メルクマール
最も愛深く、最も貪欲、第4の魔女リフリディアの物語。
神に赦されぬ双子として生まれたリディアとリフル。敬虔なリディアは今日もリフルに神の存在を説く。二人は将来も共に過ごす約束をする。ある日リフルは病に倒れ、孤立していた彼女を助ける人は誰もいなかった。リディアの神への祈りも虚しく、リフルは命を落とす。永久に共にいるため、自らの命を手放そうとしたその時、リディアは魔女として神に選ばれた。愛しき片割れが帰ってくるその時まで、彼女は神を、世界を呪い続ける。

メジャー最新(最後)の作品ということで、入手性の観点からも、楽曲のクオリティ的にも、物語の入りやすさ的にも初めての人にオススメの1枚。
他の本筋絡みの作品は複数枚アルバム視聴前提の繋がりがあるので・・・

◆黒紫のオーンブレ
“叩きつけるは目覚めの言葉『灼けろ、世界』と。”
“そう 全て愛しき片割の為にと 嗚呼。”
“ならけして滅びぬようにと その罪咎凶禍(いのち)をこの身に束ねて”
リリック・メロディ・ストーリー全てが完成度高い。
吼え猛りたくなる1曲。個人的にシリーズ全体の中でもベスト。

◆天巡:終わりにしてその始まり
天よ聞け~
敬虔なリディアが神を呪うようになる展開がわかりやすい。
魔女となる瞬間が描写されている、設定的に重要な曲だったりもする。

◇真典セクサリス
こちらで

◇総評
クオリティ的な話をすると、やはりメジャーデビュー後の作品がオススメ。
“天巡メルクマール” を聞いてみて、気に入ったのなら “残響レギオン” を聞いてみるのが入手難易度的には一番入りやすいのではないだろうか。
初期の方の作品はアルバム全体で一貫したストーリーというより、本筋+1曲で独立した物語の集合xNという形になっているので、そういう意味でも物語的な思い入れは薄くなってしまう印象はあるな。

特におすすめの5曲挙げるなら、“黒紫のオーンブレ”、“廃園イデア”、“深紅のエヴェイユ”、“偽りなき聲”、“セカイの調律した祈り”だ。

俺は物語音楽としてではなく、シンフォニックメタルとかメロスピみたいな方向から少女病に入ったので、物語とか気にしなくても、曲単品で気に入れる曲が結構あるのではないだろうか。オタクってそういうの好きじゃん。是非聞いてみてくれ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次