るんぴかーーーーーーーーーーーーーっ!
5年くらい前、当時1話だけ見て面白いなこのアニメ、と思っていたけどなんとなく続きを見ずにいたマクロスΔを視聴完了。
なんか周りの話を聞いてると、“マクロスΔは歌だけのアニメ”みたいな感想がやたらと多い。
で、実際全話見た感想なんですが、歌だけのアニメです!
いや歌だけのアニメというのはちょっと誇張しすぎで、るんぴかなヒロイン、フレイアちゃんが可愛いとか、真面目にリーダーやってるカナメさんが可愛いとか、三雲さんの強キャラオーラが凄いとか、遠くからカナメさんに憧れてるだけのヲタクっぽいメッサー君とか、キャラ立ちという意味では結構良いアニメだと思うが、メインストーリーがかなり微妙。
メッサーくんが死ぬまでくらいは結構楽しく見れてたのだが、2クール目に入ってからちょっと・・・
特にワルキューレの過去話とか、どうでもいいハルトくんのお父さんの話とか、藤原啓治が過去のマクロスシリーズの解説始めた辺りから、こんなことに尺割いていていいのかこのアニメ・・・みたいな。
短命なウィンダミア人故に、全人類を1つにして集合生命体としての永遠の生を手に入れたかった、的なロイドさんの目的(ラスボスの定番)はわからんでもないが、ラスト2話で無理やり締めた、みたいな感じがして2クール目は全体的に話が純粋につまらねえ!
あと敵側も今回人間だったわけで、名前有りのキャラしか基本的に出てこないので死人が出しにくいのか、戦闘が毎回小競り合いして、“今回はこの辺で勘弁してやるか・・・撤退!” みたいなのが多すぎて盛り上がらねえ!
戦闘もそうだが、敵がやたらと“風”というワードを連呼するし、敵のエースがルーファス・アルバレアみたいな顔してるし、キャラが無駄に多すぎるので、途中から閃の軌跡を見てる気分になった。
マクロスシリーズはFしか見てないのだが、主な要素として“歌” “戦闘” “三角関係” の3つらしい。
で、“戦闘” に関しては前述した通り微妙なわけで・・・
“三角関係” なんですが、ひたすらミラージュさんがフレイアちゃんを接待しているだけのような・・・
自分の告白すらフレイアちゃんの踏み台にさせていく負け犬ヒロインの鑑。
多分ハヤテ君はミラージュさんのこと女として見てないよね。どこまで言っても戦友・上官くらいにしか感じられなかった。
そもそも1話でこういうシーンがあった時点でメインヒロインはフレイアちゃんに確定してるんだよな。
石鹸アニメのルールその1、最初にスケベをされるヒロインがメインヒロインである。
というわけで僕としては“三角関係” はそもそも存在しない。これでいかかでしょうか。
となるのは、残るのは“歌”。
歌ですが、良いです。というか作品全体がワルキューレのMVみてえなもんだろこれ。2クールしかねえのにアルバム2枚出せるくらい歌ってるぞ。
女ばかりで露骨なアイドル商法なんて声も聞くが、男アイドルを出して燃え上がった某ゲームの前例もあるし、露骨なアイドル商法、大いに結構。シンプルな方が強い。
この作品、完全新作劇場版の制作が決定しているようで。
タイトルは “マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!” らしい。
凄い。惜しげもなくワルキューレを前面に押し出している。ゴリゴリアタック。
持ち味を活かしに来てる。これには範馬勇次郎も納得。
マクロスFの新作と抱合せらしいし、観に行こうかな・・・
2クールしかないのに色んな要素を入れようとした結果、全体的に薄味になった、みたいなアニメだった。
歌は良かったよ。歌は。
覚悟するんよー!!
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